龍が如くのコント的な楽しみ方
PSの龍が如くシリーズをご存知でしょうか。
この辺を見て頂ければ概要は理解できると思うんですが、
まあ平たく言えば、893が主役のアクションアドベンチャーゲームです。
海外でのタイトルはそのまんまYAKUZAです。
ロールプレイングゲーム的な要素もあるため、参考までにドラクエとの比較をしてみます。
みたいな感じです。
スライムの代わりにチンピラをぶん殴って経験値とゴールドを手に入れ、稼いだ金で新しい殴り方を覚えて、悪い組長をボコボコにしたあとにキャバクラ嬢を落とす、みたいな最高のゲームです。
なんだかんだ第一作からほとんどをプレイしてます。
真面目な話、凄く好きな作品です。
ゲームのシステムも、毎回、『龍が如くらしさ』をしっかり残しながらも進化していくし。
ただ、今回の話はそういう所じゃないんですね。
あのゲーム、自由度が高いからそれが意図せずコントみたいな状況を生み出したりするんですよね。
例えば、味方の組長が撃たれたとかで、
「今すぐ駆けつけなければ!!」
とか言いながらも、
普通に組の事務所と逆方向に進んでキャバクラで遊んだり個室ビデオ見たり出来るんですよね。
幕末を舞台にした『龍が如く維新』でも、
物語終盤で、街中が火事になったりしている中、息も絶え絶えの仲間から、血染めの手紙を渡されて、
『あいつの暴走を止めてくれ!日本を頼む!!!』
と言われて、
『わかった!!』
と返事してから、敵と戦わずに遊郭に繰り出して芸者と野球拳やったりするんですよ。
街中燃えてるのに何やってんだよっていう笑
あと、普段の『龍が如く』シリーズの中でも、街の人々とのサブイベントが発生するんですけど、
酔っ払ったサラリーマンが主人公に絡んで来て、仕方なく戦う、みたいな流れのサブイベントの時にたまたま日本刀を装備していたら、
主人公が素手のサラリーマン相手にいきなり日本刀で斬りかかって相手を血まみれにして倒すんですよね。
それでその後、そのサラリーマンに向かって
『お前も男ならもっとしっかりしろ』的な事を説教したりする訳ですよ。
あと、物語のカギを握る少女と一緒に街を探索する場面があるんですが、主人公がこの少女に、
『お前の為に俺は命を張る』
ぐらいの事を言っていて、ジーンと来たんですが、
その後すぐに少女を連れた状態でキャバクラとかに入れるんですよ。
『お前は少し待ってろ』みたいな感じで(笑)
なんか、そういうムチャクチャさが笑えるんですよね。
ぜひ、そういう所にツッコミを入れながら楽しんでもらえればと思います。