街の電気屋さん復活
子供の頃は、街の電気屋さんみたいなお店があって、電化製品のことは全部そこで事足りていた記憶がうっすらとあります。
でも、品揃えで大型量販店に勝てなくてどんどんなくなっていって、気が付けば街の電気屋さんというカテゴリ自体が絶滅状態に。
ところがそれから20年以上経って、今度は大型量販店が全然儲からなくなってきた。
ネットで安く早く手に入るし、アマゾンとかでレビューなども豊富にあるから、わざわざ店で買う必要がなくなってきたんですね。
「あそこに行けば何でも手に入る」というのが大型量販店のメリットだったのに、そこが無効化されてしまった。
そういう流れはもう止まらなくて、20年後30年後の世界では電化製品を買うときって、多分もうリアル大型量販店みたいな所に買いに行くスタイルは無くなっている気がする。
大量に在庫を抱えて、メーカーと消費者の間を取り持ってきた歴史は終わりを告げていて、新しい形で価値を提供していく必要が出てくると思うんだけど、
そうなってくると、今みたいなデカい店舗は要らなくなるんじゃないかな。
で、また先祖返り的に街の電気屋さんみたいな設備が復活して、そこでネット購入では無理なサービスを提供したりするようになるんじゃないかな。
お金を払って入館すれば全メーカーの実機を細かく検証できたり、とかね
直毛剛毛、ハチが張っててデコ狭い
タイトルの通りなんですけど、私は直毛剛毛で尚且つハチが張ってて額が狭いんですよね。
額が狭いから前髪があっという間に目の辺りまで伸びてしまい、髪の密度も高いから、ヘルメットみたいになってしまう。
そのままコンビニや銀行に入ったら
「すいません、ヘルメットを脱いで頂けますか」と言われかねない。
シャギーで髪を限界まですいてもらっても
和田アキ子かMr.スポックが関の山。
あの鐘を鳴らすのは俺だったということなんですね。
で、それを避ける為に前髪をオールバック気味に上げたいんですけど、形状記憶合金並みに超絶な直毛なので半日程度ですぐ下りてきてしまう。
ちゃんとブローして、ウルトラハードジェルとか、リーゼント用のグリスでガチガチに固めれば、何とか前髪をアップできるんですが、
今度は頭のハチが張ってるから、台形をひっくり返したというか、将棋の駒を逆さにした感じになってしまうんですよ。
どこから見ても現代的なビジネスマンにはならず、
明治初頭の不平士族にしか見えないんです。
警官から
「お前ひょっとして、郷里に下野して乱とか起こす気だろう」
と尋問されても仕方がない感じです。
しかも狭いデコのせいで前髪の長さが中途半端なので、立てた前髪が後頭部まで辿り着けなくて、ネギ畑みたいな状態になるんですね。
ここは深谷ネギの産地か、と
つまり私の行く末は、
のいずれかになる宿命(さだめ)なんですよね。
我ながらハードな人生です。
いや、髪があるだけ有り難いですけどね。
まあ、最終的には短くするしかないんですけど、何か中学生みたいでイヤなんですよね。
とりあえず前髪を伸ばしてオールバックを目指してみますわ。
マナーという名の趣味
サラリーマンのマナーを教えてくれるサイトに、こんな設問がありました。
役員が訪ねてきた場合、役員が応接室で座る席は長椅子と肘掛け椅子のどちらがふさわしいか?
役員が訪ねてきた場合、役員が応接室で座る席はどこか? | 新百合ヶ丘総合研究所
正解は、「役員が会社の用事で来たなら、肘掛け椅子、立ち寄っただけなら長椅子に案内する」とのこと。
確かにそれが一番ふさわしいとは思うんですが、
めんどくさっ!
まあ、確かにマナーとして上座下座の席順は覚えておかないとマズいんだけど、たかだか椅子の座り方にここまでシチュエーション別に頭を使う事に意味があるとはあまり思えない。
そんなの、役員のキャラクター次第で臨機応変に対応すりゃいいじゃない。
権威的なタイプの役員ならば奥の肘掛け椅子で、豪放磊落な現場主義者タイプの役員ならば長椅子に案内するとか。
結局のところ、こういう風に『普通の人が、どっちがマナーとして正解なのか分からないような微妙な設問』ってのは、
ほとんど趣味の領域なんですよね。
究極のところ、どっちでもいい
オーケーグーグル
CMではよく見るものの、実際のところ、身の回りで自分のスマホに向かって『オーケーグーグル』って話し掛けて何かを検索したりしている人を見た事がないんですよね。
もちろんあの音声認識は素晴らしい機能だとは思うんですが、実際にこの機能を使ってる人って、どういうシチュエーションで使ってるんでしょうね。
車を運転するときとか、ハンズフリーで作業している時は確かにあったらすごく便利ですけどね。
あとは、キーボードを上手く打てない子供とかかな。
でもそういう人達ってスマホ使う人口のうち何%ぐらいいるのかと考えたら、そんなにいない気がする。
今すぐ使う機能じゃないからといって『いらないよ』とは思わないけど、でも、大多数の人にとってはあまり必要ない機能かなと思ったりするんですね。その割に随分CMでアピールしてるよなーと。あれを見て刺さるのは誰なのかな。
エバンジェリストという響き
ここ数年の間に定着してきた言葉にエバンジェリストというものがあります。
元々はキリスト教の伝道者を意味する言葉なんですけど、最近はIT系の新しい製品のプレゼンテーションをやる人の事をよくエバンジェリストと呼ぶことが多いですね。
@IT Special 「難解技術を分かりやすく伝道する」マイクロソフトのエバンジェリスト 第1回
ただの言葉だからどうでもいい話だとは思うんですが、エバンジェリストっていう言葉の響きにちょっとだけ抵抗があったりするんですよねー。
いや、ホントに0.001ミクロンぐらいだけどね。
伝道者って、根本的なニュアンスとして、
『我々の考え方は正しいから、それを皆に啓蒙するんだ』
みたいな響きがあるじゃないですか。
それがホンのちょっとだけ、傲慢な匂いを出していると思うんですよね。
何かアメリカ的っていうか、どんだけ絶対の自信持ってるんだよ、っていう。
ぶっちゃけ、ただのプレゼンテーターでいいんじゃないかなと。
苗字と名前、どっちで呼ばれたい?
最近転職したのですが、そこでは私の人生史上初で、苗字ではなく名前で呼ばれているんですよね。
これが中々新鮮なんです。
今まで30数年間、ずーっと苗字の方で呼ばれてきたので、家族や親戚以外の人から下の名前で呼ばれると、とっさに誰の事か分からなかったりするんですよ、マジで笑。
苗字って、オフィシャルな場でも通用する呼ばれ方なんですけど、
名前って、何か一歩踏み込まれた感じがしませんか?
嬉しいけどちょっと距離感近いな、みたいな。
何か昔から思ってたんですけど、人間って、苗字でばかり呼ばれる人と、名前でばかり呼ばれる人と、2パターンありませんか?
最初は、音の響きとかリズム感とか、そういうものが原因で名前で呼びたくなったり、苗字で呼びたくなったりするのかなーとか考えていたんですが、
世の中には、同じ『太郎』でも苗字で呼ばれる事が多い人と、名前で呼ばれる事が多い人と、両方いますよね?
これは、最近たどり着いた仮説なんですが、
何となくですけど、
その人のキャラクターが、その人がどう呼ばれるのかを規定しているような気がするんですね。
何となく、
苗字=公式、カタい、信頼感、ビジネスライク
名前=非公式、柔らかい、親しみ易い、プライベート
っていうイメージがまとわりついていると思うんです。
だから、どこか取っ付きにくい人は苗字で呼ばれる事が多かったり、親しみ易い人は名前で呼ばれる事が多かったりするのかもしれません。
あ、でも逆かもな。
うーん、あなたはどちらですか??