ヒツジくんの日記

仕事、育児、趣味、考えたことを徒然なるままに。

マンションのチラシ

駅前でティッシュと一緒にマンションのチラシとか手渡されるんだけどさ、結構有名な大手の不動産会社のマンションとかでも、そのチラシに書いてあるキャッチコピーが酷いんだよね。

『心髄の邸』とか、
『光景(シーン)となる象徴(シンボル)』とか、

そんな感じの、FFのプロデューサーの野村さんみたいな猛烈に中二病をこじらせたような頭の悪そうなポエムが書いてあるわけ。

あと、大体、チラシにイメージイラストが付いていて、街の中でそのマンションが光に包まれてるんだよね。そのマンションを中心に天まで光の柱が伸びてるみたいな感じで。

RPGのセーブゾーンかよ、っていう感じなんだよね。

そもそも心髄なんて言葉はなくて、正しくは真髄(もしくは神髄)だよね。

百歩譲ってオリジナルの言葉を作るのはいいけど、
『心の髄の邸宅』ってどういう意味ですか?意味不明なんだけど笑

日本語をわざわざ壊して誰にも伝わらないフレーズを作るのは効率悪すぎませんか。

あと、『光景(シーン)となる象徴(シンボル)』っていう日本語も、ギリギリな感じだよね。
文法的には間違ってないかもしれないけど誰もそういう使い方しないでしょ、って感じの。

入り口に城門と大噴水があって毎晩カーニバルやってたり花火でも打ち上げてるなら話は別だけど、ただのマンションが光景とかシンボルになるわけ無いじゃん。光景じゃなくて、風景だよね。

ひょっとして閑静なしーんとした住宅地ということを伝える為に、シーンという言葉を掛けているのかもしれないけど、『しーんとした』という言葉にはあまりポジティブなニュアンスはないよね。

マンションって、何千万円もする商品で、普通の人からすれば35年とか一生掛けてローンを払うようなシロモノだよね。

俺は買うつもりないけど、買う側の立場からすれば、そんな頭の悪そうな広告を平気で出す図太い神経を持った会社の作ったマンションには住みたくないよね。